クリニックや歯科医院がタイムカードを辞めた方がいい理由。

2023.08.18

タイムカード・勤怠

 
松林 大樹 コステム社会保険労務士事務所 代表

社会保険労務士・ PHP研究所認定チームコーチ。厚生労働省や都道府県等のホワイト企業認定マーク取得、㈱ワーク・ライフバランス認定「働き方見直しコンサルティング」、クラウド勤怠管理システム導入など採用力・定着力向上のための働きやすい職場環境づくりを支援している。講演実績としてアサヒビール(株)、コクヨ(株)、(株)デンソーセールス、農林水産省など。石川県金沢市のコステム社会保険労務士事務所の代表を務める。

クリニックや歯科医院などでの勤怠管理は大きな経営課題となっています。
先生方の貴重な時間が、本業以外の煩雑な業務に取られてしまうことが少なくありません。
給与計算や労働時間集計の手間、残業時間の把握、有給休暇の管理など、様々な課題に直面していることでしょう。
しかし、クラウド勤怠管理システム(キングオブタイム)の活用によって、これらの問題を解決することができます。
本記事では、クラウド勤怠管理システムの機能と利点について詳しくご紹介します。
勤怠管理の効率化と本業により時間を使えるようになることで、院内業務の効率化と業績の向上に繋げる方法をご紹介いたします。

【 目 次 】

  1. 勤怠管理の経営課題とは?先生の時間が本業以外でとられる。
  2. クラウド勤怠管理システム(キングオブタイム)とは?
  3. リアルタイムで月別・週別・年別での労働時間や残業時間の確認ができる。
  4. 打刻漏れ、残業過多など通知が可能。
  5. 給与計算ソフトとの連携も可能。
  6. 毎年の従業員ごとの有給休暇の付与も管理できる。
  7. 年5日の有休取得義務の管理もできる。
  8. 有給休暇管理簿も自動作成される。

勤怠管理の経営課題とは?先生の時間が本業以外でとられる。

  • 給与計算業務に時間がかかる。
    タイムカード→Excel転記→労働時間、残業時間の集計
    打刻漏れ、打刻ミスの目視でのチェックが必要
    残業時間の集計が難しく、ミスが多い。
  • 有給休暇の管理が煩雑。
    職員ごとの有給休暇の付与日数と取得の管理が大変
    有給休暇の5日取得義務の管理が人ごとで大変
    有給休暇管理簿の作成に時間がとられる。または管理簿の作成をしていない。
  • 業務の繁忙など関係なく、毎月一定期日までに集計しなくてはいけない。
  • 給与計算に関係する業務で、精神的負担が大きい。

クラウド勤怠管理システム(キングオブタイム)とは?

今までの、タイムカードをはじめとした手作業による勤怠管理をインターネットを活用したクラウドシステムで業務効率化をすることです。
会社の就業規則や、給与計算のルールに応じて、初期設定をしておくことで、勤怠の集計や、休暇の管理を自動化することができます。

リアルタイムで月別・週別・年別での労働時間や残業時間の確認ができる。

打刻されていれば、日ごとの労働時間がリアルタイムで集計されていきます。
タイムカードなどでは毎月給与計算のタイミングで勤怠を締めないと何時間働いたのか?残業がどれくらいあったのか?などわかりませんが、キングオブタイムではリアルタイムで把握することが可能になります。

打刻漏れ、残業過多など通知が可能。

事前にメールアドレスを登録しておくことで、打刻漏れがあったときや、一定時間以上の残業があったときなど、職員に直接メールで通知することができます。

給与計算ソフトとの連携も可能。

ほとんどの給与計算ソフトと連携可能のため、コピーし、貼り付けなどの転記作業も不要になり、業務効率化に繋がるだけでなく、ミスの削減にも繋がります。

毎年の従業員ごとの有給休暇の付与も管理できる。

入社日や労働条件が異なる職員ごとの有給休暇の付与や取得の管理もできます。勤怠も反映されるため、休暇はExcelで、勤怠には別途入力しなくてはいけないなどの手間がなくなります。

年5日の有休取得義務の管理もできる。

期限●日前に5日取得していない職員がいた場合、管理画面にアラートを出すことが出来ます(期限●日前とするか設定可能)。
職員ごとの期日管理や取得日数管理が不要になります。

有給休暇管理簿も自動作成される。

働き方改革法の施行で、有給休暇管理簿の作成が義務化されましたが、毎年のことで、職員ごとに作成する必要があり、とても煩雑です。
キングオブタイムでは、自動的に有給休暇管理簿が作成されます。

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